ポールスミスは1970年にイギリスの天才デザイナー、ポール・スミスが立ち上げた、世界的に有名なファッションブランド。
イギリス伝統のトラッドスタイルをベースにしながら、ポールスミスならではのスパイスを随所に散りばめそのデザインは、世界中のファンから熱い支持を集め続けています。
日本には200店舗ほどのポールスミスの店舗があり、また日本限定のブランドラインを展開するなど、日本にとってつながりの深いブランドです。
ポールスミスのアイテムには服やバッグ、小物、アクセサリーがありますが、ここではメンズ服について紹介していきたいと思います
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ポールスミス(Paul Smith) 【メンズ】はどんなブランド?
ポールスミスのデザインコンセプトは‘classic with a twist’(ひねりのあるクラシック)
ベースになるのは英国の伝統的なクラシックスタイルで、そこにひねりの効いたアクセント、例えばそれは花柄模様であったり、あるいはポールスミスのアイコンであるマルチストライプであったり、そういった伝統とひねりを融合させることによって、ポールスミス流の独特なテイストが生まれます。
時には意表を突くようなスパゲティ柄や青リンゴ柄、またある時には故障したFAX機を思わせるような、細く間伸びしたPaul Smithのロゴマーク・・・
英国の文化を色濃く反映した“ひねり”というスパイスを加えることで、そのデザインに誰もが思わず目を奪われてしまいます。
ひとくちにポールスミスと言っても、そこにはさまざまなブランドラインが存在し、デザインやコンセプト、年齢層、価格帯などが異なっています。
Paul Smith(ポールスミスメインライン)
ポールスミスの基幹となるブランドで、デザインや生地等にも非常に凝ったものが多く、手間を惜しまずに作り込まれています。
独特のひねりを随所にちりばめた、ポールスミスのデザイン性を最もよく表現したブランドで、パリコレで発表されているのがこのポールスミスの商品です。
日本では株式会社ジョイックスコーポレーションがライセンス生産/販売を担い、メンズとレディースの両方があります。
Paul Smith COLLECTION(ポールスミスコレクション)
株式会社ジョイックスコーポ―レーションが1990年にスタートした、ポールスミスのハイクオリティーブランドで、国内生産にこだわったクオリティの高さが特徴。
生地や裏地、手の込んだ縫製などにコストをかけていて、極上の質感、仕立て感を味わうことが出来ます。
デザイン重視のポールスミスメインラインに対し、クオリティ重視のポールスミスコレクションといった感じです。
Paul Smith LONDON(ポールスミスロンドン)
主にスーツの量産品を展開しているラインで、現在のトレンドを取り入れたスタンダードなモデルが多いです。
量産展開しているといってもそのクオリティは非常に高く、生地や裏地、仕立てに至るまで手の込んだていねいな作りがされています。
ビジネス向けの商品の中にも得意の遊び心はしっかり入っていて、たとえば世界地図をあしらった裏地を使うなど、なかなか他ではお目にかかれないようなことをサラッとやってくれます。
PS Paul Smith (PSポールスミス)
若者向けのカジュアルラインで、こちらはTシャツやブルゾン、パーカーといったカジュアルなアイテムが揃っています。
ここにもポールスミスならではの遊び心、たとえばPS ポールスミス ハッピーのロゴマークなどは”P”と”S”と”PAULSMITH”を顔が笑っているように配置されていて、ちょっとおもしろいです。
Paul Smith JEANS(ポールスミスジーンズ)
ポールスミスのジーンズラインで、1994年スタートした日本独自の企画ライン。
ポールスミスジーンズの中でも「RED EAR」は特に品質にこだわった日本製のジーンズラインです。
ポールスミス(Paul Smith) 【メンズ】のおもな年齢層は?
ポールスミスメインラインはトラッドなスタイルがベースなので、特定の年齢層がターゲットということはなく、着こなしがカッコよければ特に年齢を問いません。
ポールスミスコレクションはメインラインよりも更に高級ラインになり、デザインよりも質感、仕立て感を重視しているので、年齢層はメインラインよりも少し上の30代以降といったところです。
ポールスミスロンドンは主にビジネスシーンを想定したスーツがメインで、ビジネスで活躍する20代から60代前半あたりがターゲットになります。
PSポールスミスになると商品の印象がガラッと変わり、若者をターゲットにしたカジュアルラインになります。
ポールスミスジーンズも同じくジーンズを中心としたカジュアルなラインで、10代から30代ぐらいの若者が主なターゲットになります。
ポールスミス(Paul Smith) 【メンズ】はこんな人におすすめ
ポールスミスメインラインはパリコレにも出品されているような服で、芸能人や有名人が愛用しているのをよく見かけます。
一般人でメインラインの服を着こなせるのはかなりのオシャレ上級者で、これを着こなせるような人は年齢に関係なくめちゃくちゃカッコイイと思います。
ポールスミスコレクションは高級な素材に手の込んだ作り込みによるハイクオリティーブランドで、社会的にステータスのある人や、メインラインと同じく粋な着こなしが出来るオシャレ上級者向けとなります。
ポールスミスロンドンは主にビジネスで使われることを想定されているので、当然ビジネスマンがターゲットになりますが、スタイリッシュなビジネススーツが欲しいという人や、ちょっと遊び心が欲しいという人にとってはぴったりです。
PSポールスミスやポールスミスジーンズは主にカジュアルなファッションを楽しみたい若者向け。
また、素材やディティールにこだわった高級ジーンズが欲しいという人にはRED EARがオススメです。
ポールスミス(Paul Smith) 【メンズ】の価格帯は?
ポールスミスメインラインのスーツは8万円から15万円ぐらい、ジャケットやブルゾンは7~8万円ぐらい、シャツが3万円前後、パンツが2~3万円前後となります。
ポールスミスコレクションのスーツは10万円から20万円ぐらい、ジャケットが6万円から13万円ぐらいです。
けっこうなお値段になりますが、商品レベルは値段が数ランク上のハイブランドに匹敵するので、この価格はバーゲン価格と言ってもいいぐらいです。
ポールスミスロンドンはスーツが7万円から12万円ぐらい、ジャケットやブルゾンは6万前後、シャツが1万円から2万円、パンツが2万前後です。
PSポールスミスはジャケットが5万円から6万円ぐらい、Tシャツは6千円から2万円ぐらい、ポールスミスジーンズは1.5万円から2.5万円ぐらい、RED EARのジーンズは2.8万円から3.3万円ぐらいです。
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まとめ
ここまで紹介してきた内容を一覧表にまとめました。あくまで目安として参考にしていただければと思います。
おもな年齢層 | 対象 | 価格帯 | |
ポールスミスメインライン | 年齢不問 | オシャレ上級者向け | スーツ 8万円から15万円 |
ポールスミスコレクション | 30代以上 | スーツ 10万円から20万円 | |
ポールスミスロンドン | 20代~60代前半 | ビジネス用 | スーツ 7万円から12万円 |
PSポールスミス | 10代~30代 | カジュアル用 | ジャケット 5,6万円 ジーンズ 1.5万円から3.3万円 |
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