香り高く、渋味や旨味が絡み合った緑茶は何とも言えないおいしさですが、これを水出しで作ると、苦味や渋味が取れて、大変まろやかな味になります。
水出し緑茶の作り方は簡単ですので、みなさんもぜひお試しください。
水出し緑茶の作り方は?
1.茶葉をペットボトルに入れます
緑茶の分量は、お湯の時より多目に入れてください。
2.ペットボトルに水を入れます
3.軽く振ってから一晩冷蔵庫で冷やします
4.冷蔵庫から取り出し、軽く振ります
お茶の成分が底に溜まっているので、振ってまぜ合わせます
5.茶こし付きのきゅうすに注ぎます
湯飲み、またはグラスに注いでどうぞ!
作り方はたったこれだけです。前の晩から冷蔵庫で冷やしておけば、次の日にはすぐにおいしい水出し緑茶がいただけます。
水出し緑茶の味は?
水出し緑茶は、お湯で淹れたお茶に比べて刺激の取れた、まろやかでやさしい味がします。
表で比較すると、こんな感じです。
渋味・苦味 | 甘味・旨味 | 香り | |
お湯で淹れた緑茶 | 〇 | △ | 〇 |
水出し緑茶 | △ | 〇 | △ |
香りではお湯で淹れた緑茶には及びませんが、甘味・旨味が増してとても飲みやすくなります。
その他にはどんな特徴がある?
変色がほとんどない
お湯で淹れた緑茶の場合は、時間が経つと次第に黄色っぽく変色して味が変わってきます。これに対し水出し緑茶はほとんど変色せず、おいしさが持続します。
なので、水筒に入れて持ち運ぶのにも大変適しています。
筆者は毎日、水出し緑茶を水筒に入れて仕事の合間に飲んでいますが、緑茶がいつでもおいしく飲めるのでとても気に入っています。
カフェインの量が少ない
緑茶にはカフェインが含まれていますが、カフェインは水の温度が高いと多く抽出されるという特徴を持っています。
水出し緑茶は低い温度で抽出しますので、お湯で淹れたものよりカフェインの量が少なくなります。カフェインが気になる方や、気になる場合(就寝前など)にも安心して飲んでいただけます。
刺激が取れてまろやかな味になるという点と、カフェインの量が少ないという点では水出しコーヒーと同じですね!
ビタミンCが壊れにくい
ビタミンCが熱に弱いという話はよく聞きますよね。
緑茶にはビタミンCが含まれていますので、水出しで頂いたほうがビタミンCがより多く摂取できます。美容に欠かせないビタミンCが多く摂れるというのは、うれしいですね!
オススメの水出し緑茶は?
以上、水出し緑茶の作り方と特徴を紹介してきましたが、最後にオススメの水出し緑茶を紹介したいと思います。
緑茶には煎茶、玉露、番茶といろいろありますが、筆者が水出しで一番おいしいと思ったのは玄米茶です。緑茶の旨味と煎った玄米の香ばしさがミックスされて、味、香りともに一番の水出し緑茶だと思います。みなさんもぜひお試しください!