みなさんは宝くじはよく買いますか?
宝くじって、買ってもなかなか当たらないですよね?
1万円までなら当たった人も多いのではないかと思いますが、たとえば年末ジャンボ宝くじの1等になると当せん確率は2,000万分の1といわれており、当せんするのはまず不可能といっていい確率です。
そんな当たらないものの代名詞のような宝くじですが、もし実際に当たったらどうなるのでしょうか?
そこで、ここでは”宝くじが高額当せんしたらどうなるのか”について紹介してみたいと思います。
手続きは簡単!印鑑と本人確認の書類を持参してみずほ銀行へ
当せん金が1万円以下の場合は宝くじ売り場っで受け取ることができますが、100万円以上になると免許書や健康保険証などの本人確認の書類のほか、印鑑を持ってみずほ銀行本支店で受け取ることになります。
手続きはいたって簡単で、当選くじを渡して振込先口座を指定するだけなのだとか。
『【その日】から読む本』という冊子が渡される
そして、1,000万円以上の高額になると、宝くじの当せん金が払い戻される際に、銀行から
『【その日】から読む本』という冊子が渡されます。
この冊子には何が書かれているかと言うと、当せん金を受け取ってから注意すべきことや、心の持ち方などが3部構成で書かれています。
このような冊子が配られること自体、宝くじが当たったために家庭や親せき、共同購入者とトラブルなったり、不慣れな投資で当せん金を使い切ってしまったり、詐欺にあったりと不幸な目に合う人たちが存在していたことを意味している証拠だと思います。
ちなみにこの【その日】から読む本は非売品で、一般の人のみならず銀行の行員ですら簡単に見ることができなくなっています。
がしかし、ヤフオクをのぞいてみたら、なんと【その日】から読む本が出品されていました!
宝くじで高額当せんした上に、さらにヤフオクで稼ごうとするとは抜け目がないというかスキがないというか。
たぶんこういう人たちは、当せん金を使い切ってしまうような失敗はしないでしょうね!
当せん金には税金はかからないが注意点あり
宝くじの当せん金は非課税です。
これは宝くじを購入する際にすでに税金がかかっているので、当せん金にまで課税すると二重課税になってしまうからです。
したがって当せん金は本人が100%受け取ることができます。
ただし、当せん金を家族や他人に渡したり、当せん金を含む財産を相続した場合には課税対象となります。
もし仮に宝くじで10億円が当せんしたとして、そのうち1億円を両親にプレゼントしたとしましょう。
その場合、プレゼントされたご両親は贈与税を納めなくてはなりません。その金額は・・・
(1億円-基礎控除110万円)×税率55%-控除額400万円=5,040万円
お分かりだと思いますが、1億円の約半分は税金として納めなくてはいけないのです!
これはプレゼントされた側にとっては大変な負担になってしまいます!
ただし、当せん金の渡し方次第で節税をすることは可能ですので、もし高額当せんしたら税金対策をする上でも、また当せん金に関するさまざまなトラブルを回避するためにも税理士さんに相談することを強くオススメします。
贈与税で半分持っていかれるのに比べたら、税理士さんに支払う報酬なんて安いものですよ!
ここはケチらずに専門家のアドバイスを受けるようにしましょう!
まとめ
以上、”宝くじが高額当せんしたらどうなるのか”について紹介してみました。
宝くじは買ってもなかなか高額当せんはしませんが、その可能性はないとは言い切れませんし、幸運の女神はいつ本当にやってくるのか誰にも分かりません。
その日のために、普段からもし大金を手にしたら何をするか、どうするかを真剣に考えておいて決して損はないと思います。
宝くじがもし当たったらどうするか、大切な人と真剣に話し合ってみてはいかがでしょうか。
この記事を読んでくださったあなたに、幸運が訪れますように!
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